LA市議会 マルチネス辞任後の第6区、特別選挙実施へ賛成(11/2)

【ロサンゼルス2日】ロサンゼルス市議会は2日、ヌーリー・マルチネス前市議の人種差別発言による辞職で空席となった第6区の市議を選ぶ特別選挙を来年4月4日に実施する条例を10対0で可決した。

 市書記局によると、この特別選挙には最大で765万ドルの費用がかかると推定される。必要であれば、その後の6月27日に決選投票が行われることになる。

 ポール・クレコリアン市議会議長によると、この資金調達については、予算・財務委員会でさらに議論される。同条例は来週、最終的な審議のために議会に提出される予定。

 第6区は、サンフェルナンド・バレーの中央と東部を含むエリア。条例によると、市議への候補の申し出を行う最終日は12月12日。

 マルチネス前市議の任期満了は2024年12月だった。この人種差別発言スキャンダルに関与したその他2人の市議、ギル・セディーヨ、ケビン・デ・レオン両市議は現在、辞職勧告に反対している。デ・レオン市議の任期も2024年12月。セディーヨ市議は6月の再選挙でユネシス・ヘルナンデス候補に敗れ、12月に退任する予定になっている。クレコリアン議長は、セディーヨ市議が辞任した場合、ヘルナンデス氏を即座に宣誓させることを提案している。

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