拉致家族4人を遺体で発見 逮捕の容疑者は自殺未遂で重体(10/6)

【ロサンゼルス6日】セントラル・カリフォルニアのマーセド郡で、生後8ヶ月の女児を含む家族4人が拉致され3日から行方不明になっていた事件で、この4人が5日の夕方、人里離れた農地で遺体で発見された。

 マーセド郡シェリフ局が5日夜に会見を開き、4人の遺体がお互い比較的近い距離で、農業労働者により発見されたと述べた。死因の特定などについてはまだ不明。

 3日朝、マーセド郡のビジネスビルから、生後8ヶ月の女児とその母親(27)と父親(36)、叔父(39)の4人が誘拐された。

 警察は4日、拉致被害者の一人のクレジットカードを使用したとされるジーザス・マヌエル・サルガド容疑者(48)を逮捕。サルガド容疑者は、逮捕される前に自殺を試み、現在は重体で入院している。誘拐の動機や、容疑者と被害者との関係などについてはまだ明らかにされていない

 マーセド郡検事局によると、サルガド容疑者は、2005年に犯した容疑の証人脅迫と銃を所持した強盗、偽の監禁未遂で2007年に有罪判決を受けている。2015年に仮釈放され、その後は犯罪などの報告はない。

 3日早朝には、マーセド市の北数マイルに位置するウィントンの田舎道で、誘拐された叔父名義のピックアップトラックが燃えているのが発見されていた。

 

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