【ロサンゼルス3日】ロサンゼルス郡のレギュラーガソリン1ガロンの平均価格が3日、過去最高の6.47ドルに達した。これまでの最高価格は、6月14日の6.46ドルだった。
ガソリン価格は9月に入ってから右肩上がりで、先週は15セントもの急な値上がりが見られた。1週間で63セント近く、1カ月前より1.20ドル、昨年より2.05ドルも値上がりしている。
南カリフォルニアのその他の地域でも、ガソリン価格の高騰は続いている。3日、オレンジ郡では6.42ドルで最高記録を1セントほど下回り、ベンチュラ郡は6.40ドル、インランド・エンパイアでは、平均価格が6.33ドルとなっている。
現在、毎年恒例の製油所のメンテナンスが行われているため、ガソリンの価格上昇は今後数週間続く見通し。
カリフォルニア州のニューサム知事は先週、州の大気資源委員会に対し、より安価な冬用ブレンドのガソリンへの移行を通常より早く実施するよう指示した。これにより、1ガロンあたり12~15セントは安くなる見通し。また、カリフォルニア州では今月中にも、ガソリン税の還付をスタートさせる予定。
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