高橋容疑者は 大バカヤローだ!

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なんだこの男!組織委員元理事の高橋治之容疑者(78)は、東京オリンピック、パラリンピックを巡る汚職事件で紳士服大手「AOKIホールディングス」と大手出版「KADOKAWA」に対して公式スポンサーになれるように便宜を図り、賄賂としてAOKIから5100万円、KADOKAWAから7600万円、更には販売協力代理店になれるように大会組織委員会の「電通」に働きかけ、大手広告代理店「大広」から1400万円を受け取ったとして東京地検特捜部に再逮捕された。しかもAOKI、KADOKAWAの2社に留まらない可能性がある。

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 こういう連中、2013年アルゼンチンで開催されたIOC総会で日本開催が決定した瞬間から「オリンピックは金になる」と悪巧みをしていたのだ。高橋容疑者は元電通社員で国際スポーツビジネスの第一人者らしい。そんな実績もあって組織委員に就いたのかもしれないが、とんでもない奴を入れたもんだ! JOCの会長は柔道の英雄山下泰裕、他にも純粋なスポーツマンが組織の中核に多くいる。当然彼等はオリンピックの成功と日本のメダル獲得に全力を尽くしていたと思う…。そんな裏で、高橋容疑者は私腹を肥やす事だけ考えていた大馬鹿野郎です!東京開催が決まった当時彼は69歳、人生の晩年を迎える年齢だ。ましてスポーツビジネスで功を成したなら、スポーツ界に恩返しをする気持ちになるのが当たり前だろう。  

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更に醜いのはAOKI、KADOKAWAの幹部連中だ。日頃、若者を紳士服で応援するとか、出版物で大層な事を言っているくせにこの体たらく。それでいて、いざ公式スポンサーになると地球温暖化やSDGに貢献している等と偉そうな事を。

大手広告代理「電通」も情けなさ過ぎる。元上司だった高橋容疑者の強引な2社への公式スポンサー要請を断り切れなかったと自分達が被害者みたいな事をコメントしているのだ。ここに登場して来る連中、皆金儲けのことしか考えていない。ひどい話しだ!  

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2030年冬季オリンピック開催を札幌市が立候補している。これってどうなの?来年秋、インドのムンバイで開催予定のIOC総会で決定される。予想では札幌絶対有利とも。大丈夫なのか?再び電通がしゃしゃり出てきて怪しい動きをするのか?第二の高橋容疑者が現れて暗躍するのか?謎過ぎる。  

JOC山下会長に言いたい。今度こそ言い訳はできませんよ!「私数字に弱い、電通に任せていました。」なんて責任転嫁はできません!キッチリした「札幌冬季オリンピック開催計画書」を国民に発表しないと誰も納得しません!安部元総理の国葬問題で国民の批判を浴びたように、今のままでは必ず開催反対運動が起きる事に。とばっちりを受けるのは選手なのですから!

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■テリー伊藤
演出家。1949年、東京都出身。数々のヒット番組やCMなどを手掛け、現在はテレビやラジオの出演、執筆業などマルチに活躍中。

 

 

 

「高橋容疑者は 大バカヤローだ!」への1件の返信

  1. 高橋治之さんはクズの中のクズ カネに群がった人たちが情けない 地獄に堕ちてほしい

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