「Bed Bath & Beyond」が150店舗閉鎖 26%売上減少(8/31)

【ロサンゼルス31日】生活雑貨などを扱う大手チェーン店「Bed Bath & Beyond」は31日、販売不振でのコスト削減へ、本社とサプライチェーンのスタッフを20%カットし、業績の悪い150店舗を閉店すると発表した。同社の株価は同日午前中の取引で、25%急落した。

 同社はまた、3億7500万ドルの融資を含む5億ドルの新規融資を手配したと発表。さらに、株式を一般に売り出す計画も発表し、その資金を債務の返済に充てるとしている。さらに、第2四半期の既存店売上高が前年同期比で約26%減少したことも明らかにした。

 今月初めには、オンライン・ペットフード会社「Chewy」の億万長者であるライアン・コーヘン氏が持ち株を売却し、同社は大口投資家の一人を失った。

 「Bed Bath & Beyond」は今後、9つのレーベルのうち3つ(Haven、Wild Sage、Studio 3B)を廃止して、店舗ブランドの合理化も行う計画だという。

 高インフレと家計の悪化で消費者が支出を控える中、小売業者は戦略と事業の見直しをせまられている。

 

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