任意の指導日を交渉なしに追加、教職員組合がLAUSDを提訴(8/9)

【ロサンゼルス9日】ロサンゼルスの教職員組合「United Teachers Los Angeles(UTLA)」は9日、来年度の学事日程に、組合との交渉なしに「任意の」指導日が4日追加されたとして、ロサンゼルス統一学校区(LAUSD)に対して、不当労働行為とする訴えを起こした。

 UTLAによると、来年度の学事日程には、「任意の教育促進日(optional acceleration days)」として、10月19日、12月7日、2023年3月15日、4月19日の4日間が追加されており、これについて保護者や教師、他の学区職員には相談がなかったと訴えている。

 UTLAとLAUSDは現在、契約交渉中。LAUSD側はこの訴えについて、「4日間は純粋に任意の日であり、参加を決めた教員には追加報酬が支払われる」と指摘し、この問題を含めたトピックについて、組合側とさらなる話し合いを続けると述べた。

 LAUSDでは15日から、2022ー23年度がスタートする。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。