6月のレストランメニュー価格が40年ぶりの高値に(7/18)

【ワシントン18日】米国労働統計局(Bureau of Labor Statistics)が7/13(水)に発表したデータによると、家庭外食品価格は6月に0.9%上昇し、過去1年間では7.7%と1981年以来の高値を記録している。

レストラン経営者にとっては、過去1年間で約13%上昇した人件費や、様々な要因による食材費用の増加が利益率を圧迫し、メニュー価格の値上げの必要性に迫られている。

フルサービスのメニュー価格は、この1年間で8.9%上昇し、リミテッドサービスは7.4%増となっている。

これらの値上げ幅は、消費者が食料品店で支払っている価格の上昇と比較すると、それほど大きくはない。家庭用食品価格は過去12ヶ月で12.2%上昇し、1979年4月以来12ヶ月で最大の上昇率となった。

食品小売店の物価上昇率は、外食産業の売上を下支えしているようだ。

しかし、物価の上昇は消費者の支出を制限することにもつながりかねず、インフレ率の高騰に対する消費者の苦悩を示唆する証拠はたくさんある。

 

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