ガールズバンド 「SCANDAL」
2022夏の北米ツアー 7/9よりスタート
SCANDAL:
2006年大阪・京橋で結成。2008年「DOLL」でメジャーデビュー。翌年には「少女S」でレコード大賞新人賞を受賞。国内外問わずに多くのフォロワーを持ち、世界中でコンサートを行っている。2019年にはプライベートレーベル”her”を設立するなど、名実ともに日本を代表するガールズバンド。
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ガールズバンドのSCANDALが2022夏の北米ツアーを行う。7/9のトロントを皮切りに、7/22アナハイムなど9ヶ所を回る。バンド結成15周年を迎え、待望の10枚目のアルバム「MIRROR」をリリース。ツアー開始を目前に心境を聞いた。
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◆TOMOMI(ベース・ボーカル)
久しぶりのワールドツアーなのですごく楽しみです。今回は最新と前作アルバムの曲のほかにも、もっと初期の頃の曲もやろうかなと思ってます。新旧織り交ぜたセットリストを楽しみにしていてください!結成15周年というタイミングとコロナ禍が重なったこともあり、改めて全員が自分自身と向き合い、そしてSCANDALと向き合いました。そんな状況で作ったアルバムなので決して派手ではないのですが、今の自分たちを映し出す鏡のような作品になったと思います。中でも「愛の正体」は、私たちのルーツにあるゴスペルを盛り込んだ作品。ゴスペルに馴染みのある方が多く暮らしているであろう土地で、この曲を披露するのがとても楽しみです。
アメリカでの思い出は、デビュー前にシアトルでライブをした時のこと。人生で初めて客席からもらったアンコール!あの時の感動は忘れられません。
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◆HARUNA(ボーカル・ギター)
今回のツアーでは、最新アルバム「MIRROR」からはもちろん「Kiss from the darkness」の楽曲もプレイします。MIRRORは、コロナ禍で過ごしながら自分たちのアーティストとしての面だけではないもっとオフモードの人間らしい部分がとても表れている作品になりました。ライブをあまり意識しない作品作りを経て、よりSCANDALというバンドに深みが増したと思います。「one more time」は、自分自身とても励まされた曲。ライブや活動がうまくできないコロナ禍にすごく落ち込んだけど、もう一度明るい気持ちで音楽をやろうと立ち上がることができた一曲です。
4年前、NYでのライブでオーディエンスに「10年以上前から応援してくれてる人いる?」と聞いた時、1人手を挙げてくれた。アメリカにも長く応援してくれてる人がいるんだーと嬉しかった!今回も来てくれたらいいなぁ。
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◆RINA(ドラムス・ボーカル)
コロナ禍でも毎日海外からメッセージを貰い、活力になっていました。ツアーでは、みんなが聴きたいと思ってもらえる曲をたくさんお届けします!「MIRROR」は、自分たちと向き合いながら、身近にあるものの大切さを感じながら作った作品。その中で「プリズム」という曲は、人はそれぞれ違う個性や性質を持っていて、いびつさや複雑さこそが輝きなんだ、という気持ちを歌詞にしました。私たちも、他のバンドと違う個性や性質があって、それに悩むこともあるけど、そんな時はこの曲に込めた考え方を思い出そうと思う。誰もが自分の好きな自分で、人を認めながら、自分の感じたことを大切に生きられますように。
アナハイムでのCNNの取材で「ダンスミュージックが流行の中で、ガールズバンドとしてどんな戦い方をするつもりですか?」と質問されたのが印象的でした。日本ではなかなかない角度からの質問で刺激的でした。
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◆MAMI(ギター・ボーカル)
久々の海外公演、とても楽しみです!2020年ツアーはコロナでできなかったので、今回は最新はもちろん前作からも楽しんでもらえるセットリストにしました!アルバム「MIRROR」は、コロナ禍での自分たちの私生活から生まれた感情を曲にしたものや、年齢を重ねてきたからこそ歌えるような曲が多く完成しました。バンドマンとして、そして一人の人間としての今の自分たちを鏡に映し出すように改めて自身と向き合ってできたアルバムです。特に「愛の正体」は、無条件で笑顔になれるTOMOMIの歌詞とメロディが大好きで、演奏していると自然と涙が出てきます。どんなことがあっても自分たちは支え合ってこうやって生きてきたということを思い出させてくれます。
デビュー前、初のツアーは日本ではなくアメリカでした。お客さんが快く私たちを受け入れてくれて感謝しかないなと思っています。
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SCANDAL 2022夏の北米ツアー
チケット購入: https://www.ticketmaster.com/scandal-tickets/artist/949557
(7/6/2022)