Airbnb、パーティー禁止ルールの恒久化を決定(6/28)

【ロサンゼルス28日】Airbnbは28日、世界中のバケーション・レンタルでパーティーやイベントを開催することを一時的に禁じていた方針を今後、恒久的にすると発表した。

 Airbnbではこれまで、「オープン・インビテーション」のパーティーや「慢性的なパーティーハウス」の取り締まりに取り組んできた。ロサンゼルス市警が「慢性的なパーティーハウス」と認定した物件は多数あり、コロナパンデミック前にレンタルリストから外された。

 Airbnbは声明で、コロナパンデミックでバーやクラブが閉店したり、客数が制限されたため、Airbnbなどを通じて借りた家でのパーティー開催が増えた、と説明。無許可のパーティーやそこでコロナウイルスが拡散されるリスクを懸念し、Airbnbは2020年8月に、一時的にパーティーやイベントの開催を禁止した。Airbnbによるグレンドーラのマンションで開かれた、約700人が参加した無許可パーティーが警察の取り締まりを受け、逮捕者が出たこともきっかけになった。2020年8月のパーティー禁止令以降、パーティーの報告率は前年比で44%減少したという。

 Airbnbによると、新たな方針では、オープン・インビテーションの集まりやイベント開催は引き続き禁止される。ただし、より多くの人が快適に過ごせるために設定された「上限16人」というルールは撤廃される。

 

 

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