「安全な中絶」へ新プロジェクト発進 LA郡公衆衛生局(6/28)

【ロサンゼルス28日】米連邦最高裁が先週、女性の人工妊娠中絶権を合憲とした1973年の「ロー対ウェイド」判決を覆す判断を下したことを受け、これに反対するロサンゼルス郡公衆衛生局は27日、安全な中絶の選択肢提供へ尽力すると表明。新たに、「Safe Haven Abortion Project」の立ち上げを発表した。

 「Safe Haven Abortion Project」は、ロサンゼルスの住民のために、中絶を含むあらゆる分野のリプロダクティブ・ヘルス・サービスへのアクセスを改善することを目的としている。連邦最高裁の判決を受けて、中絶がもはや選択肢とならない州からロサンゼルスにやってくる人々へのサービスも提供する予定。

  ロサンゼルス郡公衆衛生局は声明で、「中絶を含む、性と生殖に関するあらゆるヘルスケアへのアクセスは、個人、家族、コミュニティの健康の基本になる」と説明。中絶へのアクセスは、公衆衛生の優先事項であり続けると述べた。

 「Safe Haven Abortion Project」についての詳細は、http://publichealth.lacounty.gov/owh/Abortion.htm

 

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