LA市長候補5人、討論会で意見激突  6月7日の予備選挙に向け(5/2)

【ロサンゼルス1日】6月7日に実施される予備選挙を前に、ロサンゼルス市長候補のトップ5人による討論会が1日、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校で開かれた。

 候補の5人は、ジョー・ブスカイノ・ロサンゼルス市議、カレン・バス米下院議員、不動産開発業者のリック・カルソ氏、ケビン・デ・レオン・ロサンゼルス市議、マイク・フューアー・ロサンゼルス市法務官。ホームレス問題やメンタルヘルス、犯罪、雇用機会、気候変動、生活の質など、ロサンゼルス市民が直面する課題について、各自が公約を述べた。

 討論会は、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校パット・ブラウン公共問題研究所と、グレーター・ロサンゼルス女性有権者連盟の共催で開かれ、TV放送された。

 途中、「Black Lives Matter-Los Angeles」の代表で活動家、またカリフォルニア州立大学ロサンゼルス校の教師でもあるメリナ・アブダラさんが、チケットなしで傍聴したとして警官に屋外へ担ぎ出される騒ぎもあった。

 一カ月間に実施された世論調査では、有権者の24%がカルソ氏、23%がバス氏を支持し、その他候補を大きく引き離して接戦を繰り広げている。

 

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