【ロサンゼルス観光】絶対に訪れるべきLAのNo.1ブリュワリー【2022年5月時点】

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Vol.31
絶対に訪れるべきLAのNo.1ブリュワリー【2022年5月時点】.

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 どうも皆さん、お久しブリューイングです。早いもので2022年も5月に突入しちゃいました。今年の折り返し地点ももうすぐそこですね。

 

 今日はなんと、日頃ビールコラムを読んでくださっている皆さんへ超特大ビール情報をお届けします!今までだったら誰にも教えず、自分だけの秘密にして美味しいビールを一人でこっそり楽しんでいるところですが…。今回だけは特別です。

 

 ”クラフトビール探検家”の僕だからこそお伝えできる国家機密級の情報です。これを読んで気になっちゃった方や、実際に訪れた方は、あまり公にせずショナイにしてお楽しみ下さい。そして誤解のないよう予めお伝えしておくと、これはあくまで僕が独断と偏見で選ぶLAで一番衝撃を受けたブリュワリーです。

 

 2022年5月現在、僕の住むロサンゼルスには約100軒のブリュワリーがあります。僕は全て自分の足で訪れ、ついにLAナンバー1を見つけちゃいました!コチラがその醸造所です。

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 Cellador Ales(セラドアー・エールス)という醸造所で、LAのNorth Hills(ノース・ヒルズ)にあります。僕がNo.1に選んだ理由はいくつかありますが、まず初めにロケーション。ノース・ヒルズという地は、僕はここを訪れるまで来た事がありませんでした。

 

 クラフトビールを飲まなかったら訪れる事がなかったであろうエリア。それこそがブリュワリー巡りの醍醐味であります。僕は作られ過ぎた観光地が苦手なので、こういった人の少ないローカル感溢れるアンダーグランドな場所でビールを味わうのが最高の贅沢です。

 

 次にここを選んだ最大の理由は、ビール造りへの拘り。こちらの写真をご覧ください。

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 ビールを造っているバレル(樽)です。今までのビールコラムを読んでくださっている方なら分かると思いますが、一般的にビールを造るタンクってSTAR WARSに出てくるR2-D2のようなステンレスのデッカいビアタンクですよね。

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 このブリュワリーでは、ステンレスは一切使わず全てワイン樽でビール醸造しています。木でできた容器なので、ステンレスに比べて温度管理や発酵管理のコントロールが難しい事が想像できるでしょう。

 

 コラムVol.28『これでアナタもビール通!スタイルについて知ろう』でビールのスタイル(造り方)について説明しましたが、この世に存在する100種類以上のビールのスタイルの殆どは、上面発酵下面発酵で造られています。そこで少し触れたマニアック過ぎるスタイルこそが、このブリュワリーがやっている自然発酵です。

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 自然発酵でビールを造る場合、野生酵母を使います。野生酵母とは、空気中や土に生息している天然の酵母です。

 

 大好きなビールの事になると話がとっても長くなっちゃいそうなので、今週はこの辺でお開きにして、来週この自然発酵について詳しく話しましょう。

 

 Drink Local! Wear Local! ぜひアナタも近所のブリュワリーをサポートしてあげてください!それでは皆さん、酔い一日を。乾杯っ!

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(5/2/2022)


とも蔵  TOMOZO      クラフトビール探検家

LAを拠点に著書やSNSなどでクラフトビールについて日々配信する、とも蔵さん。本業はグラフィックデザイナーで写真家。「クラフトビールはアート。ブリュワーさん一人ひとりがアーティストであり、彼らの世界観が描き出されているんです」
とも蔵さんのコンテンツ: https://linktr.ee/tomozobeer/
とも蔵さんYouTube: https://www.youtube.com/channel

▶︎らららインタビュー記事 「ロサンゼルスで暮らす人々:とも蔵」を読む

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