リトル東京「トリウミ・プラザ」、ホームレス野営地を撤去(3/17)

【ロサンゼルス17日】ロサンゼルス・ダウンタウンのリトル東京の「トリウミ・プラザ」で拡大していたホームレス野営地が清掃されることとなり、17日午後10時を期限に立ち退きが言い渡され、テントなどの撤去作業が行われる。

 ロサンゼルス市が行ってきた、ホームレス野営地の撤去作業としては、エコパーク、マッカーサーパークに次ぐエリア。

 同地域を管轄するケビン・デ・レオン市議の事務所によると、「トリウミ・プラザ」で野営していた少なくとも61人のホームレスが、支援機関「ロサンゼルス・ホームレス・サービス・オーソリティー」を通じて、長期滞在の住居が見つかるまでの間、シェルターやホテルなどへ一時的に転居した。

 一方、ホームレスにホテルの部屋などを提供する事業「プロジェクト・ルームキー」などに反対するリトル東京の草の根組織が、週末から抗議運動を展開。同事業に「刑務所のような生活規制」が含まれ、人権を侵害していると主張した。

 

 

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