パサデナの犯罪多発地域、発砲探知システムを導入(2/11)

【パサデナ11日】過去数年間で銃犯罪が深刻化しているパサデナ市で、銃が発砲された場所と時間を瞬時に特定し警察に知らせる新たな探知システム「ShotSpotter」が10日に導入された。

「ShotSpotter」の導入は、パサデナ市議会が昨年10月に承認した。臨時市警局長は、このシステムが「治安の特に悪い地域のゲームチェンジャーになるだろう」と期待を寄せ、発砲事件が起きた際に素早く警官が現場に駆け付け、負傷者を救助し、容疑者を特定する可能性が高まる、と話した。

パサデナ市ではその他にも、犯罪多発地域の住宅に防犯用の「Ring camera」を設置するプログラムについても審議中。同市議会ではまた、車のナンバープレートの自動認識機器の購入に16万5,000ドルを充てることが承認されたばかりで、これらはローズボウル周辺に設置される予定になっている。

 

 

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