ウィッティア丘陵地の火事で住宅2軒全焼、放火容疑で男を逮捕(2/11)

【ウィッティア11日】ウィッティア市のSycamore Parkの丘陵地で10日午後2時45分頃、火事「Sycamore Fire」が発生し、Rose Hillsの住宅2軒が全焼する被害が出た。火事はその後鎮火。放火の疑いで11日、容疑者1人が逮捕されている。

この火事で約7エーカーが焼け、1人が負傷。気温が高く乾燥した強風が吹く中、火の手は瞬時に広がり、一時は周辺の住宅20軒近くに危険が迫った。住宅2軒が全焼し、その他1軒は一部被害を受けた。

近隣住民らによると、今回と同じエリアで数カ月前も放火が報告されており、同地域で野宿するホームレスによる放火の可能性も含めて捜査が行われていた。

放火の疑いで11日に逮捕された容疑者は、ウィッティア在住の50代の男で、Sycamore Parkの丘陵地で火傷を負い発見された。男についてのその他詳細は発表されていない。

消防当局は、特に山火事の被害にあう可能性が高い丘陵地などの住民に対して、住宅周辺の草木を管理し、火災発生時の消火活動を効率化する「brush clearance」の重要性を指摘している。

10日にはラグナビーチでも山火事「Emerald Fire」が発生し、11日朝の時点で150エーカーに延焼、鎮火率は20%にとどまっている。住宅や人への被害は出ていない。

 

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