オレンジ郡コロナ感染、5歳以下で3人目の死亡(1/7)

【オレンジカウンティ6日】オレンジ郡ヘルスケア・エージェンシーは6日、新型コロナウイルスのワクチン接種が受けられない5歳以下の子供が、コロナ感染により死亡したと報告した。2020年のパンデミック以降、同郡での幼児のコロナ感染死は3人目。

 オレンジ郡のコロナ感染は、ホリデーシーズン後から、パンデミックになって以来の早さで急拡大し続けている。6日の新規感染者数は6,266人で、2人が死亡。コロナによる入院者数も、2020年のパンデミック時を上回る最多の724人となった。入院者の大半はワクチン未接種者。

 また、郡内の7日間の平均感染者数は、12月30日から1月5日の間に、人口10万人につき25.5人から67.5人に急増。一日の新規感染者数の平均は、822人から2,179人に増え、陽性率は、6.5%から16.2%へと倍以上に上昇している。

 オレンジ郡では、2021年8月にも、5歳以下の子供がコロナに感染し死亡した。米疾病対策センター(CDC)の調査によると、パンデミック中に米国内では、0歳から5歳の250人がコロナ感染で死亡している。

 幼児の死亡を受けてオレンジ郡当局は声明を発表し、ワクチン接種ができない5歳以下を守るためにも、対象者はワクチンを接種し、旅行前のコロナ検査やマスク着用、コロナ陽性時などの自主隔離を徹底するよう求めた。

 

 

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