NY緊迫、市営病院のほとんどの診察が停止、CityMDは一時的に閉鎖(12/24)

【ニューヨーク24日】ニューヨーク市とニューヨーク州は、6日連続で新規感染者が2万人を超え、28,924人の陽性患者の新記録を達成したことを受け、対策に乗り出している。

感染者が増加する中、11の市営病院は水曜日からほとんどの診療を中止している。訪問が許されるためには、ワクチン接種の証明を持っているか、24時間以内に行われたPCRテストが陰性であることを示さなければならない。これは、NYである感染した訪問者が院内感染を引き起こした可能性が高いことからの処置となっている。

一方、オミクロン変異株による感染者急増でCOVID検査の需要が急増している中、CityMDはニューヨーク市、ニュージャージー州、ロングアイランドの19のクリニックを一時的に閉鎖することを発表した。同社によると、一時的な閉鎖は、現在フル稼働している他の拠点の人員を確保し、COVIDの急増に伴う将来の閉鎖を回避するために行われるとしている。

市が実施する検査については、ビル・デ・ブラシオ市長が水曜日に発表したところによると、市の検査施設を7カ所追加し、合計119カ所とするとしている。また、5台のモバイルユニットを配備し、家庭での迅速な検査を無料で提供するという。加えて、Health + Hospitalの検査場の営業時間を午前7時から午後7時に拡大する。

NYでは、12/13の時点では、COVID-19の新規感染者は1日平均3,600人未満であったが、わずか5日間で63,500人近くが陽性となったため、1日の平均感染者数は水曜日の時点で10,991人に上り、1週間で207%も増加した。

NY市は、オミクロンへの最も効果的な対応策として、ブースターを推し続けている。火曜日に市長は、市が運営するサイトで予防接種を受けると100ドルの奨励金が出るが、これをブースター注射を受ける人にも拡大することを発表した。

最新のデータでは、ワクチンを接種してブースター接種を受けた人は、オミクロンの最悪の結果から守られている可能性が高いことが示されている。

 

 

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