ミネソタ州でもオミクロン確認。サンフランシスコに続き、米国2例目(12/3)

【ワシントン3日】米国でオミクロン株への感染が加州サンフランシスコで12/1(水)に確認されたが、2例目となる感染者がミネソタ州で確認された。

 米国で2人目のオミクロン感染者となったミネソタ在住者は、ワクチンを完全に接種しており、11月19日から21日にNYのジャビッツセンターで開催された「Anime NYC 2021」のコンベンションに参加していた。

 加州で最初のオミクロン症例は、南アフリカへの旅行から最近サンフランシスコに戻ってきた人で、この患者も完全にワクチンを接種しており、自宅隔離中で症状は軽く、ブースターは受けていなかったという。接触者は全員陰性だった。

 ニューヨーク州のキャシー・ホーチュル知事は、「このイベントに参加した人たちのリストがあり、そもそも彼らはこのイベントに参加するためにワクチンを接種していた」と記者会見で述べた。

 米国および世界各国の保健当局は、オミクロンの感染力がより強く、現在利用可能なワクチンによる保護をある程度回避できるのではないかと懸念している。

 バイデン政権は12/2(木)に、オミクロンと、冬に流行する可能性のあるデルタ株ウイルスへの対策を発表し、ホワイトハウスは、すべての海外からの旅行者に対して、出発24時間以内にCovidの検査を行うことを要求している。また、国内線や公共交通機関でのマスク着用義務を3月18日まで延長した。そして、家庭での検査キットの無料提供を拡大する。

 

 

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