【東京29日】日本政府は29日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の急拡大を受け、30日午前0時以降、全世界からの外国人の新規入国を原則禁止すると発表した。措置の期間は「当面1カ月」とする。日本人についても、既に規制を強化していた南アフリカ、ナミビアなど9カ国に加え、英国、オランダ、イタリア、イスラエルなど14カ国・地域からの入国者は指定施設で3~10日間、隔離する。
■政府が打ち出した水際措置の強化策
・11月30日以降、外国人の入国を原則停止
・南アフリカ、英国、フランスなど23カ国・地域から帰国する日本人は、指定施設で3~10日間の隔離措置
・23カ国・地域以外から帰国する日本人は、自宅などで14日間待機
・入国者総数を1日上限5000人から3500人に引き下げ