Staples CenterがCrypto.com Arenaに改名、命名権契約は史上最高の7億ドル(11/17)

【ロサンゼルス17日】NBAのレイカーズやクリッパーズの本拠地としても有名なロサンゼルス・ダウンタウンの「Staples Center」が、「Crypto.com Arena」に改名されることが決まった。仮想通貨関連会社のCrypto.comが16日に発表した。

 Crypto.comが支払う命名権の契約金額は、アメリカ史上最高額と思われる7億ドルと報道されており、契約期間は20年。名前が変更される日は、クリスマス当日の予定で、Staples Centerを所有するAEGとCrypto.comが、新しいロゴなどを発表する。 

 Staplesは1999年に、20年間の命名権の契約金額として1億2千万ドルを支払った。Staples Center所有のAEGが、2019年にその命名権を買い戻したものの、コロナパンデミックの影響を受けて改名への作業が遅れていた。

 Crypto.comは、2016年設立のシンガポールに本社を置く仮想通貨関連会社。CEOのクリス・マルシャレク氏は、「AEGとパートナーを組みロサンゼルス市に投資するのが楽しみ。新しい名前の下、ロサンゼルスと世界中のファンのために、仮想通貨でワールドクラスのスポーツ、エンターテインメント、テクノロジーの将来を勢いづけたい」とコメントした。

 

 

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