【ニューヨーク17日】国際教育研究所(Institute of International Education)が月曜日に発表した調査結果によると、今年の秋、アメリカの大学では、留学生の数が年率4%増加した。しかし、これは昨年の15%の減少に続くもので、研究所がデータを公表し始めた1948年以来、最も急激な減少となった。
これは、ビザの発給が滞っていることや、パンデミックの影響で留学に消極的になっている学生がいることなど、障害が続いていることが反映されているとしている。
米国の大多数の大学は、この秋までに対面式の学習に戻したが、すべての留学生が物理的にキャンパスに戻ったわけではなく、多くの学校が海外の学生にオンライン授業を提供している。そして今回の調査では、今年米国の大学に入学した全留学生のうち、約65%がキャンパスで授業を受けていることがわかった。