カイザーと労組が暫定合意、大規模ストは回避(11/15)

【ロサンゼルス14日】病院兼保険機関「Kaiser Permanente」と医療従事者約5万人が加入する労働組合「Alliance for Health Care Unions」は13日、4年間の労働契約の内容について暫定合意に達し、心配されていた大規模ストは回避された。

 暫定合意は、労働組合22カ所の5万人近いカイザーの従業員に影響を及ぼす。提案された合意内容は、賃上げとヘルスベネフィットの維持、同時にキャリア向上への支援と昇格の機会提供など。

 組合メンバーは、今後数週間のうちに、暫定合意内容について投票を行う予定。

 カイザーは12日、医療従事者ら約3万2,000人が、15日からストライキに突入する可能性があり、サービスに支障をきたす場合があるとメンバーらに警告していた。

 

 

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