チャイナタウンの低所得高齢者アパート、エレベーターの故障放置で所有者を提訴(10/29)

【ロサンゼルス28日】ロサンゼルスのチャイナタウンにある低所得高齢者向けの高層アパート「Cathay Manor」の所有者と運営者がこのほど、同建物のエレベーターの故障を放置した容疑などで提訴された。

 16階建て270ユニットのこのアパートには、エレベーターが2つあるが、少なくとも1カ月の間、故障を繰り返しており、修理するよう建築安全局が複数回にわたり忠告していたが、従わなかった。

 このアパートを所有・運営するカリフォルニア州拠点の会社「CCOA Housing Corporation」と、CCOAのCEOのゴン・トニー被告が、16件の軽罪で提訴された。エレベーターの故障のみならず、火災発生時に備えた安全点検なども怠っていた可能性が高いとして、消防署が検査を行っている。

 有罪なら、CCOAとトニー被告には最高1,000ドルまでの罰金か郡刑務所への最高6カ月間の禁固刑、またはその両方が科される。

 

 

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