【ワシントン9日】米国小児科学会と小児病院協会が新たに発表した週報によると、先週だけで、米国内の約25万2,000人の子供たちがCOVID-19の陽性反応を示し、パンデミックが始まって以来、1週間での小児患者数の増加が最大となった。
米国疾病予防管理センターが発表したデータによると、新たな小児感染症の半数以上が南部で発生している。また同様の傾向として、連邦政府のデータによると、人口10万人あたりの小児科病院への入院率も、7月4日以降600%増加し、入院率は1年前と比べて308%近く上昇している。
COVID-19による重症化や死亡は、子どもたちの間ではまだ「まれ」であるとされているが、パンデミックが子どもたちに及ぼす長期的な影響について、より多くのデータを収集することが急務であるとしている。