【ロサンゼルス26日】米疾病対策センター(CDC)は26日、これまでに全米17州で36人が食中毒になり調査が行われていたサルモネラ感染症の原因が、「Fratelli Beretta」ブランドのアンティパスト肉であるとほぼ特定し、消費者に食べないよう注意を呼び掛けた。
サルモネラ感染症の原因とほぼ特定された商品は、生サラミ、生ハム、コッパ、ソップレッサータなどが入った「Fratelli Beretta」の前菜トレイ。全米に出荷されており、サルモネラ感染の可能性がある商品には、賞味期限が2022年2月11日と表示されている。
同商品によるサルモネラ感染症の被害が時に深刻なのがカリフォルニア州で、7人が食中毒になった。CDCは、自宅の冷蔵庫に同商品がある場合は廃棄し、接触カ所は熱湯や洗剤などで洗うようアドバイスしている。