Fox、220億ドルでRokuを買収へ  米国のテレビ業界第3位の規模に(6/15)

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【ロサンゼルス15日】「フォックス・コーポレーション(Fox Corp.)」は15日、現金と株式による220億ドルの取引で、「Roku」を買収すると発表した。同メディア企業のテレビ事業資産と、全米最大級のストリーミングプラットフォームの一つが統合され、統合後の会社は視聴シェアベースで、米国のテレビ業界において第3位の規模となる見込み。
「フォックス」の発表では、1株あたり160ドルでRokuを買収する。この取引により、フォックス・ニュースやNFL、MLB、FIFAワールドカップの放送を含む「フォックス」のライブ番組ポートフォリオと、約1億世帯にリーチする「Roku」のストリーミングプラットフォームが統合される。
カリフォルニア州サンノゼに拠点を置く「Roku」の買収は、視聴者が従来のテレビからストリーミングサービスへと移行する中メディア各社が視聴者をめぐって競争を繰り広げるエンターテインメント業界における、最新の業界再編の動きとなる。
「フォックス」は2020年にも、別のストリーミングプラットフォームである「Tubi」を買収している。
その他の業界の動きとしては、司法省が今月12日、CBSニュースの親会社であるパラマウント・スカイダンスによるワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収を承認した。この1,100億ドル規模の取引により、パラマウント+とHBO Maxが統合されることになる。
また、ウォルト・ディズニー・カンパニーは昨年、HuluとDisney+を単一のアプリに統合すると発表した。2019年からHuluを運営してきたディズニーは、2025年に同ストリーミングサービスの完全買収を完了した。
一部の専門家は、メディアの統合により、業界従業員の賃金が低下する一方で、選択肢が減少することで米国の消費者の負担が増大する恐れがあると懸念を表明している。
「フォックス」による「Roku」の買収は、2027年前半に完了する見通し。「フォックス」によると、買収が完了すれば、統合後の会社の株式の約73%を「フォックス」の株主が保有し、「Roku」の株主は約27%を保有することになる見込みだという。

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