【ロサンゼルス19日】※在ロサンゼルス日本国総領事館より(抜粋)
【注意喚起】テロ対策を含む年末年始の安全対策及び詐欺電話
●年末年始はクリスマスや新年のイベントが各地で開催され、多くの人で賑わいます。 このようなイベントでは、一般犯罪に加えてテロの危険も高まりますので、外出・ご旅 行の際には周囲の治安状況に注意を払うなど安全対策に留意してください。 ●最近、当館の職員と名乗る人物からの詐欺電話が多数確認されています。不審な電話 を受けた場合は、一旦電話を切った上で、家族や知人に相談するなど落ち着いて対応し てください。
1 テロ等に関する注意喚起 (1)12月15日、FBI及びロサンゼルス市警察等はカリフォルニア州において大 晦日に複数のテロ攻撃を計画していたグループを逮捕した旨発表しました。クリスマス や年末年始といった祝祭日・イベントシーズンは、人の集まりや移動が増えるため、テ ロの標的とされる可能性が高まります。 (2)中東情勢を背景に、イスラエル・ユダヤ系コミュニティを標的としたテロ事案が 発生していることから、ユダヤ教の記念日・祭日の期間及びその前後の期間においても、 注意する必要があります。 (3)欧米等では、近年、警備や監視が手薄で一般市民が多く集まる場所(ソフトター ゲット)を標的としたテロが発生しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レ ストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標 的となっています。 (4)外出される際には、常に最新情報の入手に努め、安全確保に十分注意を払ってく ださい。 (5)対策の詳細は外務省広域情報「欧米等でのテロ等に関する注意喚起」をご参照く ださい。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2025C049.html
2 一般犯罪に関する安全対策 年末年始はクリスマスや新年のイベントが各地で開催され、スリや置き引きといった
窃盗事件や車上荒らしなどの一般犯罪が増加します。
被害にあわないために、以下のような点にご留意ください。 ○パスポートや財布等の貴重品は、短時間であっても車内に置いたまま車から離れない。 ○車を駐車する際は、駐車場の人目につく場所、夜間は照明が届く場所を選んで駐車す る。 ○ご自身の荷物から短時間でも目を離さず、知らない人が声をかけてきたら注意する。 ○見知らぬ人から声をかけられたら用心する。また、飲み物や食べ物は受け取らない。 ○高額な現金・時計や貴金属は持ち歩いたり、人に見せない。目立つ服装は避ける。
○観光地*には押し売りがいるので、写真を撮って欲しいと声をかけられたり、突然C D等を押しつけられたら、相手にせずその場を離れる。(*ハリウッド、LA Live、グランドセントラル・マーケット、サンタモニカやベニスのビーチなど) ○ホテルではドアをノックされてもすぐに開けない。相手が誰かを確認した上で開ける。 ○夜間の外出は極力控える。外出せざるを得ない場合は複数人でタクシーやライドシェ アサービスを利用して移動する。 ○ライドシェアサービスを利用する場合は、乗車前に必ずライセンスプレート及び運転 手情報を予約内容と照合する。白タクは絶対に利用しない。忘れ物にも注意。 ○夜間・早朝の公共交通機関の利用は極力避け、利用する場合には可能な限り複数人で 乗車する。居眠りをせず常に周囲に注意を払う。
○飲酒運転は厳禁。カリフォルニア州では開封されたアルコールが入った容器を車内で 所持していることや、同乗者が車内で飲酒することも違反となるので注意。
※ロサンゼルス市警察及びフェニックス市ではホリデーシーズンの安全対策をHPに 掲載していますので参考にしてください。
●ロサンゼルス市警察
3 当館の職員を名乗る詐欺電話 最近、当館の職員と名乗る人物からの詐欺電話が多数確認されています。多くの例では、「日本の警察から連絡がきているので直ちに総領事館にお越しください。あなたの 電話番号が犯罪に使われている…」というような電話であるようですが、当館からは、 このようなご連絡をすることはありません。このような電話を受けた場合には、一旦電 話を切り、ご家族や周囲の方に相談して冷静に対応してください。
詐欺電話の詳細及び被害に遭われた場合の対応については当館HPに詳細を掲載し ていますので参考にしてください。
