このまま政府閉鎖が続いたら、LAXの感謝祭の混雑さらに悪化(11/4)

【ロサンゼルス4日】ロサンゼルス国際空港(LAX)の当局は、このまま政府閉鎖が続いた場合、27日の感謝祭の週は旅行者による混雑が例年以上に悪化すると注意を促した。
 政府閉鎖による空港の管制官不足はすでにLAXでも影響が出ている。政府閉鎖の中、管制官は給与なしで働き続けなければならず、病気などを理由にした欠勤が増えている。
 「連邦航空局(FAA)」によると、少なくとも8つの施設が人手不足で、オースティン、ダラス、南カリフォルニアを含む都市へのフライトに遅れが出ている。
 2日(日)には、LAXとサンディエゴ空港で平均1時間の遅延が生じ、政府閉鎖が始まって以来最悪の週末となった。
 ホリデー期間の旅行者への影響が懸念されており、政府閉鎖が感謝祭まで続いた場合の経済損失は40億ドルに達すると見込まれる。
 昨年、感謝祭の週には2千万人が飛行機で旅し、今年も同様となる見通しだが、アメリカ人の60%が計画していた旅行を再検討すると答えている。
 LAX当局は、このまま管制官などの不足が改善されない場合、旅行者は長蛇の列や便の遅延、ギリギリでの搭乗便のキャンセルなどが予想されるとし、旅行者は普段よりも早く空港に着き、フライト情報を随時チェックするよう呼びかけている。

  

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