加州が来年、独自に低価格でインスリンを販売 1本あたり約11ドル(10/20)

【ロサンゼルス16日】カリフォルニア州のニューサム知事は16日、低価格の州ブランド製インスリンの販売を来年から始めると発表した。州内に420万人いるとされる成人糖尿病患者にとって朗報となる
 これは、州独自の処方薬を開発・販売するプログラム「CalRX」のインスリンペンで、2026年1月1日から州民が購入可能となる。
 「CalRX」の推奨小売価格は、3mLペン5本入り1パックで55ドル以下(1本あたり約11ドル)となる。
 ニューサム知事とカリフォルニア州の指導者たちは、インスリンのコスト削減を目的に州が独自にインスリンを生産するよう長年提唱してきた。州が提供を予定する低コストのインスリンは、非営利医薬品メーカーの「シビカ・アールエックス(Civica Rx)」および「バイオコン・バイオロジクス(Biocon Biologics)」との合意成立を受けて実現する。
 知事はまた最近、カリフォルニア州におけるインスリンの自己負担額を1ヶ月分35ドルに上限設定する法案「上院法案40号」に署名した。

※画像:https://www.gov.ca.gov/2025/10/16/governor-newsom-announces-affordable-calrx-insulin-11-a-pen-will-soon-be-available-for-purchase/

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