家を守るには「番犬と銃器」 ロサンゼルス郡の町が窃盗事件率全米ワースト1位に(10/9)

【ロサンゼルス9日】ロサンゼルス郡にある小さな町が、カリフォルニア州で最も窃盗被害が多い都市に選ばれるという不名誉な栄誉を受けた。

グレーター・ロサンゼルスの南東部に位置し、ゲートウェイ・シティーズと呼ばれることが多いバーノン市は、ホームセキュリティ調査会社セーフワイズによってカリフォルニア州で最も窃盗被害が多い都市に選ばれた。

セーフワイズは、FBIの公開犯罪データを分析し、人口100人あたりの窃盗報告件数を用いて、全米で最も窃盗被害が多い都市のリストを作成した。

バーノンは、人口の少なさと工業地帯が中心であるにもかかわらず、窃盗が異常に多い。

最近の米国国勢調査データによると、この町の人口はわずか208人だが、2023年の最新のFBI統計では、合計110件の窃盗事件が記録されている。これは、市の人口の半数以上(52.88%)がその年に窃盗事件を経験したことを意味する。

バーノンは、全国ランキングに含まれるすべての都市の中で、窃盗事件発生率が群を抜いて高い都市だった。次に近かったのはイリノイ州ソージェットで、窃盗事件発生率は7.58だった。

2024年には、窃盗犯は1件あたり平均6,000ドルの金品を盗んでおり、これは2000年の被害者の約5倍に相当するという。

このホームセキュリティ調査会社は、アメリカ人がどのように財産を守っているかについても調査を行った。SafeWiseによると、独自のセキュリティシステムを使用しているのはわずか27%で、自宅を守る手段として2位と3位に多いのは、番犬と銃器だという。

 

 

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