LAPD新本部長にジム・マクドネル氏が就任 40年の経験、警官不足や士気向上など課題山積(10/4)

【ロサンゼルス4日】ロサンゼルスのカレン・バス市長は、元ロサンゼルス郡シェリフのジム・マクドネル氏をロサンゼルス市の警察本部長に任命した。

 バス市長は会見で、2028年のオリンピックを含む国際的なイベント開催を控えているロサンゼルス市では治安や警官士気の向上など課題が山積している現状に言及。市警本部長選びでは全国から候補者を探し、他都市の候補者とも話をしたが、「ロサンゼルスの複雑さを理解している マクドネル氏が最終的に選ばれた」と述べた。

 マクドネル氏は市警の新本部長として、市民との関係を再構築し、警官の募集と雇用を増やし、ロサンゼルス市の犯罪と治安に取り組むつもりだと4日に語った。

 マクドネル氏は43年前にロサンゼルス市警警察学校を卒業し、29年間警官を務めた後、ロングビーチ市警本部長に就任。2018年にロサンゼルス郡シェリフ局局長に就任した。警察官としての経験は40年以上におよび、直近では、「USCソル・プライス公共政策大学院」のセーフ・コミュニティ・イニシアチブのディレクターを務めていた。

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