【ロサンゼルス23日】数百頭のアシカが海岸にいるのが確認されたため、カリフォルニアのビーチは1週間閉鎖され、市当局はそのエリアを封鎖し、連邦当局はアシカに餌を与えたり、近づいたりすることは法律違反であると警告している。
モントレー市公園課は8月19日、サン・カルロス・ビーチを正式に閉鎖し、バリケードで封鎖し、野生の海洋哺乳類から少なくとも50ヤード離れるよう観光客に警告した。
米国海洋大気庁漁業局のモントレー湾国立海洋保護区によると、数百頭の主にオスのアシカとともに、ラッコの母子もこの地域で目撃されており、海洋哺乳類保護法および国立海洋保護区法の下で連邦政府により保護されている。
「連邦法に従い、近づきすぎるのはやめましょう。NOAAの野生生物観察ガイドラインでは、可能な限りアザラシやアシカから50ヤード(150フィート)以上離れるよう定めています」と保護区は述べている。
この海域にいるダイバーは、ビーチにいるアシカから十分離れた場所に入水し、海中にいるラッコに注意するよう警告されている。
「サンクチュアリ海域では、ラッコの自然な行動を妨げないよう、ダイバーはラッコに十分なスペースを与えなければならない。もしダイバーがラッコの近くに浮上した場合は、邪魔にならないようにゆっくりと離れてください」と保護区は述べている。
NOAA職員は、野生の海棲哺乳類に餌を与えたりするなどの野生生物妨害違反を目撃した人は、NOAA漁業取締ホットライン(800)853-1964に通報するよう呼びかけている。