【サンディエゴ15日】今週土曜日(16日)の「国際レッサーパンダ・デー」に合わせ、サンディエゴ動物園で2006年以来初めて誕生したレッサーパンダの赤ちゃんにこのほど、ネパール語で「神聖な」を意味する「Pavitra」という名前が付けられ公表された。
「Pavitra」は、両親のAdiraとLucasの間に6月9日に誕生した。レッサーパンダは個体数が減少しているため、国際自然保護連合のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。生息地の減少、地球温暖化、人間による侵入の増加などが個体数減少の要因と関係者は述べている。
サンディエゴ動物園ワイルドライフ・アライアンスは、複数のパートナーと協力して、保護されていないレッサーパンダの生息地を特定し、森林の健全性を監視するチームを訓練しているほか、レッサーパンダが生息するネパールのコミュニティーで意識向上のためのワークショップを開催するなどの活動を行っている。
※画像:San Diego Zoo Wildlife Alliance