【ロサンゼルス28日】ロサンゼルス郡監督委員会は火曜日、COVID-19による郡の地域緊急事態宣言を3月末に終了することに同意した。
理事会は、ジャニス・ハーン監督の動議を全会一致で支持し、3月31日に地域緊急事態宣言と地域保健衛生緊急事態宣言を終了させることになった。
ハーン氏は動議の中で、緊急事態宣言が 「郡民の命を救い、健康を守った」と指摘した。緊急事態宣言が解除されたからといって、コロナ関連のすべての規制が直ちになくなるわけではない。州や地域の緊急事態宣言が終了しても、公衆衛生当局は「市民に情報を提供し、感染や重症化を抑えるための資源を確保し、全員が共に前進するための準備をするた
めに働き続ける」と主張した。
郡理事会では、3月末まで待たず、直ちに緊急事態宣言を終了するよう求める発言者も何人かいた。また、郡職員に対するワクチンの義務付けを解除し、義務付けを守らなかったために解雇された人々を再雇用するよう要求する声も出ている。
郡とは別に独自の保健局を持つパサデナ市は、火曜日、地域の公衆衛生上の緊急事態が日曜日に解除されると発表している。