【ロサンゼルス21日】イースト・ロサンゼルスで毎年実施されている感謝祭の七面鳥ギブアウェイが、今年はこれまでにない盛り上がりをみせている。
この催しは、ホリデーシーズンに貧困層の子供らにおもちゃを配る活動などを行っている1981年創設の慈善団体「一街の奇跡(The Miracle on 1st Street)」によるもの。
21日には元カリフォルニア州知事で俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーさんらが冷凍の七面鳥を貧困層のファミリーらに配布。シュワルツェネッガーさんは、アメリカに移住した時は貧乏で、見ず知らずの人の招きで感謝祭の食事を囲んだ経験を振り返り、「今は自分がお返しをする番」と笑顔で住民らと交流した。
実施当初は七面鳥500羽ほどが配布されていたが、今では1,000羽に増えたといい、第21回目となる今年は、物価高の影響もありさらに多くの住民が七面鳥のギブアウェイに詰め掛けた。
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