【ロサンゼルス26日】2020年のパンデミックのため、多くの人がリアルIDの取得を完了できていない。
カリフォルニア州のDMVは、パンデミック時に新しい免許証やIDを取得した住民のREALID料金を免除するとしている。
リアル IDは、州レベルで通用する身分証明書とは異なり、連邦政府で通用する身分証明書である。2023年5月3日以降、国内での飛行機搭乗や連邦施設への入館にリアルIDが必要となる。
有権者がDMVに行くときに行列を避けられるように、それぞれの選挙区でリアルIDのサインアップが行われている。
リアルID取得の期限である2023年5月3日以降も、パスポートで国内線を利用することができる。しかし、もともと国際線を利用する際にパスポートを提示する必要がなかったので、多くの人がパスポートを所持しなければならないことを忘れることは容易に想定できる。
そのため、リアルIDの取得は強く推奨されている。リアルIDを申請するために必要なのは、パスポートや出生証明書など自分の身分を証明する書類と、給与明細、住宅ローンの請求書、保険証書などのカリフォルニア州の住民であることを証明する書類のうち2通が必要となる。運転免許証と併用する場合は取得に35ドル、リアルIDだけの場合は30ドルの手数料がかかる。