スペースシャトル「エンデバー」の新展示に向け着工 サイエンス・センター(6/2)

【ロサンゼルス1日】カリフォルニア・サイエンス・センターで1日、スペースシャトル「エンデバー号」の新展示に向けた着工式が行われた。

 2011年に引退したエンデバー号が、同センターにやってきたのは2012年。それから早10年を経て、広さ約20万平方フィートの特設展示場「The Samuel Oschin Air and Space Center」の新設工事が始まった。

 エンデバー号は現在、水平に展示されているが、新展示会場では、2本のロケットブースターと燃料タンクが搭載され、直立した打ち上げ直前の状態にして展示される。また、施設内には、その他さまざまなギャラリーや展示、イベントセンターが設置される予定。完成までには、少なくとも3年かかる見通し。

 エンデバー号は、パームデールの工場で作られ、1992年から25回の飛行で異なるミッションを遂行した。日本人宇宙飛行士では、毛利衛さん、若田光一さん、土井隆雄さんが搭乗した。

 

 

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