LA市職員へのワクチン義務化、12月18日までの期限延期を提案(10/20)

【ロサンゼルス19日】ロサンゼルス市で20日、全職員へのコロナワクチン接種義務化が期限を迎える中、この期限を12月18日まで2カ月延期する提案が19日に市議会に出された。

 この提案が受理された場合、期限が来るまで、ワクチン未接種の職員は一週間に2回コロナ検査を受けなければならず、1回の検査にかかる費用の65ドルは、各自の給料から引かれることになる。また、この検査は職務時間外に、市当局が認める検査施設で受けることが求められる。

 健康上や宗教上の理由でワクチン接種義務からの除外を申請した職員の審査に時間がかかっており、除外が認められるまでは、これらの職員に対しても一週間に2回のコロナ検査が義務付けられる。後に除外が認可された場合は、自費で支払った検査費が払い戻される。

 ワクチン接種義務の除外申請が拒否された職員は、5日以内に上訴かワクチン接種証明の提出が義務付けられる。

 19日発表のデータによると、ロサンゼルス市の全職員5万人以上の約70%がワクチン接種を完了し、接種義務の除外を申請するのは5,000人足らず。これら除外申請者の80%以上が宗教上の理由としており、大半を市警職員が占めている。

 

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