【ロサンゼルス19日】賄賂罪で先週13日に連邦から起訴されたロサンゼルスのマーク・リドリー・トーマス市議をめぐる審議が20日、市議会で行われ、トーマス市議を市議職から停職処分とすることを賛成11票、反対3票で決定した。
起訴を受けてトーマス市議は18日、市議の任務から離れると発表したが、辞任はしないと表明。20日には無罪を申し立てた。
連邦検察官によると、トーマス被告は、ロサンゼルス郡参事だった2018年夏、USC社会福祉学部へ10万ドルの賄賂を寄付金として渡し、息子のセバスチャンを採用させるなどした疑いがある。共謀したとされる、USC社会福祉学部のマリリン・フリン元学部長も起訴された。