【ロサンゼルス15日】サンファナンドバレーのシルマーにあるエル・カリソ・リージョナルパークで13日に、芝生の上で遊んでいた2歳の男児が一頭のコヨーテに襲われる事故が起きた。
男児の母親によると、この日は8歳の長男をフットボール・リーグに加入させるための申し込みに来ており、事故発生時には、現場のすぐ近くで長男たちも遊んでいた。長男は最初、コヨーテを見て普通の犬だと思ったという。
2歳の男児は、背中を縫うけがを負ったが、15日には回復へ向かっていることが発表された。狂犬病の予防措置も行われた。
カリフォルニア州魚類野生生物局は、事故発生後に周辺ですでに3頭のコヨーテを捕獲しており、DNA検査の結果待ちで、男児を襲ったコヨーテの特定を目指す。ロサンゼルス郡当局は、公園にコヨーテへの注意を呼び掛けるサインを掲示し、見かけた場合の注意事項を記す計画だ。