「初めてのショップ訪問にあたり忘れてはいけないのは、身分証明です。運転免許証やパスポートなど政府から発行のIDですね。
カリフォルニア州が発行した身分証明書(運転免許証可)があればメディカルカードを取得して税金を少し抑える事ができますが、なくても全く問題ありません。(メディカルカード保持者の税金29.5%、IDのみでの購入34.5%)お店によってはお店側が税金を全額負担しているところもあります」
さっそく店内に入ると、受付の人に笑顔で挨拶をされ、とっても明るい雰囲気。たしか10年ほど前に取材で訪れたベニスビーチのディスペンサリーショップは、ドアに鉄格子がしてあり、かなり暗~い雰囲気だった記憶。それとは反対に、今回訪れたショップは清潔感にあふれていて、なんだかオシャレカフェの雰囲気!
「そうですね、以前は閉塞感を感じるような店内や外観だったところも多かったですが、最近は明るくキレイなところが多く、もっと解放的な空間にしようとリモデルをしているショップもたくさんあります。
2018年以前はメディカルカードを所持しているカリフォルニア州の人しか入れなかったため、万人ウケを狙っているというよりかはローカルのみをターゲットにした、もっとハードコアな雰囲気のショップの方が多かったです。
現在では、嗜好用大麻の解禁により21歳でIDがあればアメリカ人でなくても誰でもお店に入れるので、明るく、安心感を与えられるような雰囲気づくりをしているショップが多く存在しています」
まずは、店内にあるショーケースにある商品を見ながら、バッテンダーの人に肩こり、歯痛の症状を伝えると、的確にいくつかの商品をおすすめしてくれました。
肩こりには、バームやローション、スプレーやマッサージオイル、パッチなど。歯痛には、グミやお茶、CBDジェルカプセルやオイルティンクチャー、CBDベープペンなどをおすすめしてくれ、一つひとつのメリットの違いや使い方などを説明してくれました。
買いたいものが決まったら、次はお会計。バームとグミ、vapeペンを購入!初回割引きの20%オフで、$70くらいでした。IDを見せて、現金で購入。簡単に購入できました。
次回は、夏休みが到来!日本からの観光客は、ロサンゼルスでマリファナを使用できるのか?をお伝えします。
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■アドバイザー
Blue Dreamz
茨城県出身、2010年にファッションバイヤーになるのを夢見て、1年間の語学留学でロサンゼルスに渡米。その後メルローズ沿いの洋服屋に販売員/マネージャーとして勤務、独自のセンスを生かし、自身のセレクトシューズブランドADORE Los Angelesを立ち上げ順調に売り上げを伸ばすが、兄の死をきっかけに目的を見失う。人間活動に専念しようと生きていく中でカリフォルニアの医療用大麻というものを知り、日本との大麻に対する価値観の違いに衝撃を受け、自らリサーチを始める。
「日本人にとって大麻はドラッグのイメージがあります。小さい頃から大麻は人生をダメにするドラッグだと教えられる中、世界各国では医療用、そして嗜好用大麻が続々と解禁になっているのはギャップがありすぎるなと思いませんか?大麻にはメリットがあります。大麻によって精神的にも肉体的にも助けられた人をたくさん見ました。大麻先進国の事情をお届けし、少しでも偏見がなくなればと思います」
インスタグラム @bluedreamz