マジック・マウンテンの「X2」で脳損傷と3人が提訴 同様の訴えが100人超える(9/23)

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【バレンシア22日】7月に、「シックス・フラッグス・マジック・マウンテン」のジェットコースター「X2」に乗った後に脳を損傷したとそれぞれ訴える3人が今週、同遊園地を相手取り訴訟を起こした。原告を代表する「ドーディック法律事務所」によると、同様の被害の可能性を訴え同事務所に連絡してきた人の数が100人を超えているという。
 訴訟では、「X2」には2002年の開業当初から設計上の問題があったと主張している。原告の一人は、娘の16歳の誕生日を祝うためにマジック・マウンテンを家族で訪れた母親のパメラ・ギレンさん。同遊園地で最後に乗ったのが「X2」で、降りた後に方向感覚を失い混乱し、気が付いたのは二週間後、脳の緊急手術を受けた病院のベッドだった。 もう一人の原告、マイケル・ウィックさんも「X2」に乗った後に不調を訴え、脳の手術を2回受けて障害が残った。3人目の原告で25歳のナオミ・グリア=ウィルキンソンさんは、ギレンさんの事故の6日後に「X2」に乗り脳を損傷し、現在も自力で呼吸することができず入院している。 

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 これを受けて、訴訟およびアトラクションの現状についてメディアから説明を求められたシックス・フラッグス側は、7月12日の夕方から「X2」は閉鎖されている、と述べるにとどまり、係争中の訴訟についてはコメントしないのが当社のポリシーだと説明した。

 「ドーディック法律事務所」は、今後数週間のうちに、依頼人を代表してさらなる訴訟が提起される見込みだと述べた。今のところ、弁護士に相談する前に医療処置を受けていた人に関する案件のみを受任しており、その全員が何らかの脳損傷を負っていたという。

 マジック・マウンテンの「X2」をめぐっては2022年、乗車した後に22歳の息子のクリストファー・ホーリーさんが脳損傷で死亡したとして、クリストファーさんの遺族が同遊園地を相手取り不法行為による死亡訴訟を提起したが、つい数週間前に和解に至った。今回の訴訟により、2022年の事案後の遊園地側の対策について批判が高まるのは必至だ。

 「ドーディック法律事務所」は22日の会見で、「当事務所の生物医学工学の専門家によると、このアトラクションは、他のアトラクションよりも過激に設計されており、変動要素も多く、作用する力も強いとのこと。マジック・マウンテンは、このアトラクションの危険性を何年も前から認識していたはずだ」と述べた。

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