1~2週間ほどで発熱、頭痛、体の痛み ノミ媒介性発疹チフスの感染者が増加(9/22)

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【ロサンゼルス22日】ロサンゼルス郡公衆衛生局は、ロサンゼルス中心部のピコ・ユニオン地区でノミ媒介性発疹チフス(Flea-borne Typhus)の局地的な流行が確認されたとして、住民に注意を呼びかけている。

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今年、この地域の流行に関連して確認された症例は5人。5人全員が入院したものの、すでに回復しているという。

ノミを介して感染

ノミ媒介性発疹チフスは、**Rickettsia typhi(リケッチア・チフィ)**という細菌によって引き起こされる感染症。感染したノミが人を刺したり、ノミの排泄物が傷口や目などに入り込んだりすることで感染する。

ロサンゼルス郡では、感染したノミを運ぶ動物として、ネズミ、野良猫、オポッサムなどが確認されている。また、屋外に出る犬や猫がノミを家の中に持ち込むことで、人が感染する可能性もある。

一方で、ノミ媒介性発疹チフスが人から人へ感染することはないと公衆衛生当局は説明している。

2025年には過去最多の220人

今回の局地的な流行だけでなく、ロサンゼルス郡全体でも感染者は増加傾向にある。

郡公衆衛生局によると、2025年には220人の感染者が確認され、過去最多を記録した。2024年は187人で、近年、感染者数が増え続けている。

2025年に感染が確認された人のうち、約9割が入院を必要としたことから、公衆衛生当局は感染予防の重要性を強調している。

発熱や頭痛、発疹などの症状

感染すると、通常は1~2週間ほどで発熱、頭痛、体の痛み、発疹などの症状が現れる。吐き気や嘔吐などが伴う場合もある。

早期に診断されれば、抗菌薬による治療が可能。公衆衛生当局は、ノミや動物への接触後にこうした症状が出た場合は、早めに医療機関を受診するよう呼びかけている。

ペットのノミ対策が重要に

感染を防ぐため、当局は住民に対して、ペットへのノミ駆除を年間を通して行うことや、野良動物との接触を避けることを推奨している。

また、屋外にペットフードを放置しない、ゴミを密閉できる容器で管理する、庭の草木や不要な物を整理する、住宅への動物の侵入経路をふさぐといった対策も有効とされている。

ロサンゼルス郡ではノミ媒介性発疹チフスの感染が年間を通じて確認されているが、夏の終わりから秋にかけて感染が増える傾向がある。今回のピコ・ユニオンでの流行を受け、公衆衛生当局は地域住民に対策の徹底を求めている。

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