【ロサンゼルスで暮らす人々】ラスベガスに強い可能性 成熟していないことがむしろ伸びしろ

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平野 有朋  Aritomo Hirano


麻雀スタジオ Bluebird Mahjong Studio 経営

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■ラスベガスで麻雀スタジオBluebirdを経営する平野有朋さん。愛称は「Art」

「親が終の住処と決めたラスベガスで、ビジネスをやりたいと思い会社を立ち上げました。」平野有朋さんは、ラスベガスでBluebirdという麻雀スタジオを経営している。なぜ麻雀だったのか。どんな経歴をたどり今に至るのか。お話を伺ってきた。

1976年東京生まれ。父は半導体企業の会社員で、母はアウトゴーイングな性格の持ち主。親の転勤に伴い、小学6年生から高校卒業まで加州ベイエリアで過ごした。「駐在が決まった」と言われた時ワクワクした。小学3年生からやっていた野球ではピッチャーとして活躍していたため、赴任先のサニーベイルでも野球チームに所属し、最初から中心的存在に。「スポーツは原動力になります。僕には野球があったから馴染むことができました」アメリカに長く居たい両親に比して、平野さんは「ずっとここでいいのか?」という葛藤をおぼえていた。その気持ちに従って大学は日本に行くことを決めた。

学習院大学経済学部経営学科に入学し、学生生活を東京で過ごすも、時代は就職氷河期。行き先を決めるのはひと苦労だった。身につけた英語を活かして、進学塾で英語講師として働き始めたのがキャリアのスタート。その後、大手語学サービス企業に転職。政府要人が集まる国際会議の準備・運営などに従事し、充実した社会人生活を送った。「会議を行うホテルの予約や、通訳者の派遣、また通訳機材などを提供する、いわゆる手配する仕事ですね。日本にいてもインターナショナルな環境だったし、僕に非常にフィットしていました」しかし会社は常に変化する。長年親しんだ会社も組織改変等で社内の雰囲気が変わり、少しずつ居にくさを感じるように。同時に「いずれ米国に行き、自分のビジネスを」という思いを抱き始めた。

時を同じくして、両親がラスベガスに転居。この移住は平野さんに大きな影響を与えた。両親がいるラスベガスを足場にして、5年前から頻繁に同地を訪れるようになり、2023年日本のユニークなサービスや文化を同地で広めるべく、JPN Entertainment LLCを設立。約2年ほどコンベンションや現地のビジネスコミュニティなどでのネットワーキングを経て、2026年「BluebirdMahjong Studio」をストリップの西側にオープン。「たまたまSNSの情報でアメリカで麻雀が流行っていると知ったのが最初です。麻雀は学生時代に雀荘でアルバイトをしていたので、その経験を活かせるとも思いました。」麻雀卓は10台。初心者にはレッスンを施し、月に1回トーナメント戦をおこなう。「ラスベガスは米国の発展途上地域。この街の成長とともに僕自身も成長していきたいです」

■Bluebird Mahjong Studioのグランドオープン時の様子。
www.bluebirdmahjong. studio
■ラスベガスでの麻雀トーナメントの様子。

(9/24/2026)

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