LAX自動運転シャトル、また延期 開業目標は2027年1月に(9/24)

シェアする

【ロサンゼルス24日】ロサンゼルス国際空港(LAX)の大型交通プロジェクト「Automated People Mover(自動運転型旅客輸送システム)」の開業が、再び延期される見通しとなった。当初2023年の開業を予定していたが、新たな目標時期は2027年1月6日となっている。

広告

、現在、列車や走行レールなどの設備は完成しているものの、乗客を乗せた営業運行には至っていない。請負業者は2027年1月の開業についても「確実ではない」としており、さらなる遅延の可能性が残されている。

総事業費33億ドル(約3,300億円)のこのプロジェクトは、空港ターミナルとエコノミー駐車場、レンタカーセンター、LAXメトロ・トランジットセンターを結ぶ全長約2.25マイル(約3.6キロ)の電動列車システム。開業後は、配車サービスやタクシーの乗降エリアも現在のターミナル1付近からトランジットセンター周辺へ移転する予定だ。

運行開始には、30日間連続での試験運転の成功、第三者による安全確認、空港側の評価、さらにロサンゼルス水道電力局(LADWP)との設備関連の調整完了など、複数の条件を満たす必要がある。

このプロジェクトをめぐっては、開発企業LINXS、LADWP、ロサンゼルス・ワールド・エアポーツ(LAWA)の間で、工期や費用をめぐる対立も続いている。LINXS側は、遅延の責任を開発側に負わせようとするLAWAの対応を「根拠のないもの」として、ロサンゼルス市を提訴している。

利用者からは度重なる延期に対する懸念の声も上がっている。一方で、2027年2月14日に予定されるスーパーボウル開催までに開業できる可能性は残されている。

LAXの利便性向上を目的に進められてきた大型プロジェクトだが、度重なる延期をめぐり、今後の責任の所在や事業管理のあり方にも注目が集まっている。

【関連記事】

LAX新交通システム、完成率99%!それでも開業できないワケ

LAX新交通システム「自動運転ピープルムーバー」建設会社がロサンゼルス市を提訴 完成遅れと費用負担をめぐり対立

9月オープンのルーカス美術館、21日からチケット販売 それ自体が芸術作品、30万平方フィートの宇宙船のような外観

LA28チケット600万枚突破! 次の購入チャンスは2027年  オリンピック観戦を狙うなら今から準備を

【採用担当者向け】アメリカの日系企業がバイリンガル人材を集める方法

 

記事をシェアする

ランキング

よく読まれています

  1. 満員のはずが空席だらけ!? ドジャース本拠地プレーオフ第3戦、米メディアが厳しく批判(10/15)
  2. 【本日第4戦】ドジャース、逆襲なるか! ブルワーズは勝てばWS進出決定(10/15)
  3. H-1Bビザ更新審査を厳格化へ 米移民当局が新方針を提案(10/14)
  4. 2026年、米国で人気のハロウィーン菓子は? M&M’sが首位を維持(10/14)
  5. サンタアナ風で火災リスク上昇 LA郡・ベンチュラ郡にレッドフラッグ警報(10/14)
ランキング一覧はこちら >

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。