【ロサンゼルス23日】長年、クリームチーズを愛する人々が待ち望んできた商品が、ついにアメリカの食卓に登場する。
朝食の定番ベーグル、ニューヨークスタイルのチーズケーキ、濃厚なディップや料理の隠し味――アメリカの食文化に欠かせない存在であるクリームチーズ。しかし、乳糖(ラクトース)を消化しにくい人にとっては、これまで「好きだけれど我慢する」食品の一つでもあった。
そんな中、人気ブランドのPhiladelphia Cream Cheeseが、待望のラクトースフリー(乳糖不使用)クリームチーズを発売すると発表した。
「味はそのまま、悩みだけを減らす」
今回登場する「Philadelphia Lactose Free」は、従来の商品と同じ牛乳と生クリームを使用しながら、ラクターゼという酵素を加えることで乳糖を分解し、乳糖に敏感な人でも楽しみやすくした商品だという。
ブランドは、通常のクリームチーズと同じような濃厚でクリーミーな食感や味わいを目指しており、ベーグルに塗るだけでなく、チーズケーキや料理にも通常の商品と同じように使えるとしている。
つまり、これまで「お腹の不調が心配で避けていた」という人たちも、好きなクリームチーズを再び楽しめる可能性が広がった。
SNSでは「待っていた!」の声
発表後、消費者からは歓迎の声が相次いでいる。これまで大手ブランドによる本格的なラクトースフリーのクリームチーズは少なく、今回の商品は「ついに大手ブランドが応えてくれた」と注目を集めている。
アメリカでは、乳糖不耐症や乳糖を控える食生活を選ぶ人が増えており、食品メーカーは「制限する食」から「誰もが楽しめる食」への転換を進めている。
ラクトースフリー市場、次のステージへ
近年、牛乳、ヨーグルト、アイスクリームなどではラクトースフリー商品が広がってきた。しかし、アメリカの家庭で長く親しまれてきたクリームチーズという“定番中の定番”に大手ブランドが参入したことで、この流れはさらに加速しそうだ。
新商品は2026年8月から全米の主要小売店で販売される予定。
「クリームチーズを食べたい。でも体が受け付けない」
そんな悩みを抱えてきた人々にとって、今回の発売は単なる新商品の登場ではない。アメリカの朝食文化に、“我慢しない選択肢”が加わる大きな一歩となりそうだ。
※画像:Philadelphia
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