【ロサンゼルス8日】カリフォルニア州で、歩行者の安全確保を目的とした新しい駐車ルールの取り締まりが本格化しています。これまで問題なく駐車できていた場所でも、今後は違反切符の対象になる可能性があり、ドライバーに注意が呼びかけられています。
今回対象となるのは、通称「Daylighting(デイライティング)」と呼ばれるルールです。これは、横断歩道周辺の視界を確保し、歩行者と車両がお互いを確認しやすくするための制度で、横断歩道から20フィート(約6メートル)以内への駐車・停車が禁止されています。縁石が張り出した「カーブエクステンション」がある場所では、禁止距離は15フィート(約4.5メートル)となります。
このルールは2025年から施行されていましたが、これまでは周知期間として、警告を中心とした対応が行われていました。しかし現在は本格的な取り締まりが始まり、違反した場合は地域によって罰金が科されます。ロサンゼルス郡では違反切符の額は63ドルとされています。
注意が必要なのは、横断歩道が白線で明確に表示されている場所だけではない点です。交差点付近など、視界を遮ることで歩行者の安全を損なう可能性がある場所も対象となるため、「いつもの駐車場所だから大丈夫」と考えるのは危険です。
この制度の目的は、歩行者事故の防止です。特に子どもや高齢者、自転車利用者などは、停車車両によってドライバーから見えにくくなる危険があるため、交差点周辺の視認性を高めることで事故リスクを減らす狙いがあります。
ドライバーにとっては、これまでの駐車習慣を見直す必要があります。路上駐車をする際は、横断歩道や交差点との距離を確認し、標識がなくても規定距離内であれば違反になる可能性があることを覚えておくことが大切です。
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