LA郡のきれいなビーチに「ブラフ・コーブ」、水質最悪は「サンタモニカ・ピア」 「ヒール・ザ・ベイ」が年次報告書(5/21)

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【ロサンゼルス20日】サンタモニカ拠点の環境保護非営利団体「ヒール・ザ・ベイ(Heal the Bay)」がこのほど、カリフォルニア州の海水水質に関する年次報告書を発表し、ロサンゼルス郡ではパロス・バーデス・エステーツのブラフ・コーブ(Bluff Cove)が水質の良い「栄誉リスト(Honor Roll)」に名を連ねた。一方で、サンタモニカ・ピアの海水水質が「F」評価となり、水質の悪い「ビーチ・バマーズ(Beach Bummers)」リストに名を連ね、州内で最も汚染されたビーチの一つとされた。
 この環境保護非営利団体は、「ビーチ・レポートカード」と「リバー・レポートカード」を用いて、細菌モニタリングデータをA~Fのグレードに換算し、一般の人々がレクリエーションの安全性を理解しやすくしている。
 今年のレポートカードは、2025年4月から2026年3月までのデータが対象。「ヒール・ザ・ベイ」のスタッフによると、水質は雨の多い天候や冬の期間中に低下したが、これは前年度が異例の乾燥状態だったのに対し、南カリフォルニアでは降雨量が増加したことが原因である可能性が高いという。
 「ヒール・ザ・ベイ」の水質データアナリスト、ナオミ・モーリス氏は、サンタモニカに関するすべての調査結果と推奨される改善策をまとめた包括的な報告書がこの秋に発表される予定だと述べた。同団体は、サンタモニカ市と連携した「サンタモニカ・ピア・タスクフォース」を通じて、ピア周辺の細菌汚染源について積極的に調査を進めているといい、老朽化した下水道インフラの改修や慢性的な汚染ホットスポットに対する投資の必要性を指摘した。

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 州全体で「ビーチ・バマーズ」に選ばれた10カ所のうち6カ所は北カリフォルニアのサンマテオ郡にあり、最も評価が低かったのはティフアナのプラヤ・ブランカだった。対照的に、「栄誉リスト」に名を連ねた、優秀な評価を得たビーチの多くは主にオレンジ郡とサンディエゴ郡に集中していた。「ビーチ・レポートカード」の栄誉リストに選出されるには、年間を通じてモニタリングが行われる中で、「夏の乾燥期」「冬の乾燥期」「雨天時」の3つのカテゴリーすべてでA+の評価を得なければならない。

 今年、「栄誉リスト」に選ばれたのはわずか21のビーチで、昨年の62カ所から大幅に減少した。その他のトップ5には、サウス・カピストラーノ湾のカピストラーノ・カウンティ・ビーチ、ダナ・ポイント・ハーバーのゲスト用桟橋、ビーチ・ブルバード沿いのハンティントン・シティ・ビーチ、そしてハンティントン・ハーバーのコーラル・ケイ・ビーチが含まれた。
 「ヒール・ザ・ベイ」は、レクリエーション利用者が安全に水遊びを楽しめる場所をリアルタイムで判断できるよう、アプリとウェブサイトで毎週の水質評価を公開している。アドレスは、https://beachreportcard.org/?utm_source=chatgpt.com

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