【ロサンゼルス10日】電動バイクによる死亡事故が増えている現状を受け、「アマゾン」が、カリフォルニア州の速度制限を超える速度で走行可能な特定の電動バイクについて、カリフォルニア州での販売を停止することに合意したとKCRAニュースが報じた。
ロブ・ボンタ・カリフォルニア州司法長官が4月に、電動 バイクやオートバイの事故による死亡者数の増加を指摘し、消費者向け注意喚起を行っており、「アマゾン」はこれを受けて同州での販売を停止することに合意したと報じられている。
ボンタ司法長官の注意喚起によると、ペダルアシスト式の電動 バイクは時速28マイルを超えてはならない。スロットルアシスト式の電動 バイクは時速20マイルに制限されている。
「アマゾン」は、時速40マイルを超える電動 バイクの販売を続けていた。アマゾンはコメントの要請に対し、即座に回答しなかった。
ここ数年、電動バイクは、特に10代の若者の間で人気が高まっている。しかし、その陰では、相次ぐ死亡事故が影を落としている。
オレンジ郡地方検事のトッド・スピッツァー氏は、子供に違法な電動バイクの運転を許可したとして、少なくとも3人の親を起訴し、これらの車両を「装填された武器」と呼んだ。
オレンジ郡レイクフォレストでは先月、電動バイクで危険な運転をしていた14歳の少年が81歳の男性に衝突し、この男性が後に死亡して少年の母親が過失致死罪に問われているほか、ガーデングローブでは今週初め、電動バイクに乗っていた13歳の少年が中央分離帯に突っ込み、車道に転落して死亡した。当局によると、少年は黒い「E Ride Pro」という電動バイクで時速約35マイルで走行していたという。
アマゾンが新たな販売制限を導入する中、ロサンゼルス市議会は、電動バイクがハイカーにとって脅威であるとして、市内のレクリエーション用トレイルの大部分から電動バイクの利用を排除するよう求めている。ただし、L.A.リバー沿いなどの指定された自転車専用道では、引き続き電動バイクの利用が許可される見込みだ。
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