【ロサンゼルス6日】ニュース専門チャンネル「CNN」を創業したテッド・ターナー氏が6日に死去した。87歳だった。
ターナー氏はCNN設立をはじめ、ケーブルチャンネルのTBS、TNT、ターナー・クラシック・ムービーズ(TCM)に加え、アトランタ・ブレーブスやアトランタ・ホークスなども傘下に収めるメディア帝国のトップを務めた。
ターナー氏の会社「ターナー・エンタープライズ」によると、同氏は2018年に闘病を公表していた進行性の脳疾患「レビー小体型認知症」との長い闘病生活の末、家族に見守られながら安らかに息を引き取った。広報担当者によると、ターナー氏はフロリダ州タラハシーの州都の東に広大な邸宅を所有していたフロリダ州ラモントで死去した。この死を最初に報じたのはCNNだった。
CNNのマーク・トンプソン会長兼CEOは声明で、「テッドは献身的で情熱的なリーダーであり、不屈の精神を持ち、恐れを知らず、常に直感を信じ、自身の判断を信頼する人物だった。彼はCNNの精神的支柱であり、これからもそうあり続けるだろう」と述べた。
トランプ大統領はソーシャルメディアでターナー氏の死去に反応し、 ターナー氏を「放送史上の偉人の一人であり、私の友人」と称えた。同投稿の中でトランプ氏はまた、ターナー氏が同ニュース局を売却した後、大統領の怒りの的となることが多かったCNNの経営体制について批判もした。
ターナー氏は1977年、アメリカズカップのトロフィーを米国に持ち帰ったスキッパーだった。彼はアメリカバイソンを保護するために数十万エーカーの土地を捧げた。19年間アトランタ・ホークス、20年間アトランタ・ブレーブスのオーナーを務め、その間ブレーブスは1995年のワールドシリーズで優勝を果たした。そして1980年、世界初の24時間放送ケーブルニュースネットワークであるCNNの開局により、視聴者のニュースの受け取り方を一変させた。
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